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接着接合式CFRP補強材
接着接合式CFRP補強の概要 
『接着接合式CFRP補強材』は、腐食損傷により
断面欠損した鋼構造物の耐力回復を目的とした製品です。
予め工場にて成形したCFRP板を接着材にて接合する為、
現地での作業工程が大幅に削減され、且つ母材を
傷めることなく補強が可能です。
これまで、手を付けられなくて諦めていた場所でも
超軽量で簡単施工の『接着接合式CFRP補強材』なら
補強が可能になります。
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【before】 【after】

接着接合式CFRP補強の特長
- CFRP製
- とても軽量で、取り回しが容易です
強靭且つ、腐食の懸念がありません - 接着接合式
- 従来の様に、ボルト接合や溶接が不要の為、母材を傷めることなく補強が可能です
成形した補強材を接着するだけなので、大幅な工期短縮が可能です
FRPマンホール で接着接合のノウハウと実績がございます - 施工性
- 特殊技能が不要で、人力施工が可能です
狭小・高所など、施工ヤードやスペースの制約が厳しい現場も補強が可能になります

接着接合式CFRP補強の補強対象
補強対象は桁端部の支点反力を受ける支点上十字柱(腹板および垂直補剛材)とし、圧縮耐力の回復を目的とします。

・腐食Caseによって対応可否が異なります
・腐食Case3とCase4に関してはお問合せください
接着接合式CFRP補強の施工イメージ
【①設置前】 【②CFRP本体】

【③接着剤塗布】 【④設置後】

接着接合式CFRP補強に関するよくあるご質問(FAQ)について
- ・CFRP接着補強の目的および効果を教えて欲しい。
- 本製品は、腐食損傷により断面欠損した鋼桁端部の支点上補剛材あるいはウェブの圧縮耐力の回復を目的とします。
引張や曲げを受ける部位の補強に関しては、別途ご相談ください。 - ・製品形状のバリエーションを教えて欲しい。
- 基本的には、ウェブ、垂直補剛材のどちらかを補強します。
2面体が基本で、ウェブと垂直補剛材を共に補強する場合は3面体とします。
2面体、3面体共に1面は下フランジ面の定着部です。
3面体で補強する場合、補強対象面毎に板厚(積層数)を変更して対応可能です。
- ・施工目安を教えて欲しい。
- 6体/日が目安となります。
※ケレンから接着接合までとし、防食工は含みません。 - ・重量はどの程度軽減できますか?
- 鋼材の1/5程度に重量軽減が可能です。
- ・電蝕の問題はありますか?
- CFRP接着補強工法は、接着厚み2mmにより、炭素繊維と母材が直に接触する事が無い為、
電蝕の懸念はありません。 - ・CFRP板の設計と単品図を対応できますか?
- 対応可能です。以下の資料が必要となりますので、ご用意願います。
〇腐食損傷(腐食範囲、減厚量)が把握できる資料 (CFRP板の設計に用います)
〇該当部の図面データ (CFRP板の外形寸法の設定や定着長の確保などの確認に用います) - ・材料納期の目安を教えて欲しい。
- 図面承認後、約3週間が目安となります。
※数量、積層数、加工数などにより伸びますので、お問い合わせ下さい。 - ・製品費の目安を教えて欲しい。
- 製品寸法、積層枚数、使用数量により変動しますので、その都度見積が基本となります。
参考に過去案件の一例を以下に示します。
<製品条件>
◎仕様:2面体 ◎サイズ:240(幅)×300(高)×100(張出部)×10.4(板厚)
◎積層数:鋼材9mm相当 ◎数量:2基
<製品価格>
◎540,000円/基(税抜・施工費含まず)
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